皆さんこんにちはこんばんは!
ゆんです。
今日も看護学生実習編を語っていきます。
どうやって看護師になっていくのか
それまでの過程を知ってもらえら嬉しいな。
前回は基礎看護実習を書いたね。
基礎看護実習は記録もホントに易しく、まるで作文を書いているようだった。
まだ関連図もないしね。
そんな感じで次は「成人看護実習」に入るわけだけど、
成人看護実習に行くには座学の試験だけではなく
成人看護における基本的な疾患やマイナーな疾患を事前勉強してルーズリーフにまとめ、提出しなければならない。
その枚数なんと500枚。
ファイルに入れるんだけど、何冊にもなった。
全部先生が1枚1枚チェックし、
「この検査はなぜ行われるのか」
「どういった看護をしていくのか」
「薬の副作用は」
「適切な看護をしないと起こりうる病態は」
などなど赤ペンで指摘され、今度は青ペンで書き足していく。
ページは黒と赤と青で派手になる。
また、今回からは
実際に患者の身体に触れていくため看護技術をクリアしていかなければならない。
准看護実習では看護技術に書かれてあるとおりなんだけど、
よくある看護技術が
・バイタルサイン
・足浴
・清拭
・排泄介助(排尿・排便)
・オムツ交換
・食事介助
などなど
学生同士で看護技術を実際にしてみて先生に技術を見てもらう。
手順や観察項目が間違っていれば試験に落ちる。
また思い出したら書くね。
一応採血や点滴、導尿やドレーンも学ぶんだけど、現場では実践はせず見学のみ。
成人看護実習では基礎看護実習と違い、どんどん記録や目標が具体的になっていく。
もう検温については当たり前の事なので目標に書けない。
患者の個別性に合わせた計画が必要となる。
例えば「入浴介助に入り麻痺則を留意することで安全安楽に行うことができ、患者の気分転換をすることができる」や、
「レクリエーションを通じ患者の気分転換や関係性を築くことができる」など
「~できる」と言い切る文章にしなければならない。
計画はそんな感じで立てておき、部屋持ちの看護師への報告としては
「お仕事中失礼します。学生の〇〇です。行動計画を伝えたいのですが今お時間よろしいでしょうか?」と尋ね、
「いいよ!」と言われたら
「〇〇号室の〇〇さん担当しています。本日の行動計画としては今からバイタルサインを測らせてもらい、そのあと入浴介助に入ります。その時身体の状態(傷があれば傷の状態、麻痺があれば動作の状態)を観察し、そのあと昼食前にパンフレットを用いて嚥下体操を行います。そして食事介助に入ります。嚥下状態を観察します。その後口腔ケアを実施し、どこまでご自身で行えるか確認します。午後はバイタルサイン、その後病棟内の歩行練習をするので、理学療法士と共に歩行状態をチェックします。」
と発表。
まだ介助が出来なければ、「見学させていただきたいです」と言い換える。
そこで毎朝受けもち看護師からの攻撃が始まる。
「血圧って正常値いくつだっけ?」
「血圧低かったらどうするの?」
「入浴はどんな意味があるの?」
「嚥下体操の意味は?」
「患者がしたくないと言ったらどうする?」
「なんでこの人嚥下を観察しなきゃいけないんだっけ?」
「この人の最終目標はなに?」
「今日の観察項目はどこ?」
「それだけ?」
などなど。たくさんあります。
書いてるだけでゾッとしました(笑)
今となってはなぜその行動に意味があるのか答えられるけれど、
学生のうちはこういったことを言われるだけで上手く返せないし、もちろん泣き出してしまう学生もいるわけ。
無事に行動計画を発表し、バイタルサイン測定を行う。
バイタルサインとは、血圧、脈、体温、呼吸、意識レベルを測ること。
それを測り、受け持ち看護師に報告する。
報告後、
看護師「Spo2は?」と聞かれ、
「Spo2………?」
そんなの学校で習ったっけ?
Spo2は酸素飽和度のこと。
血液に酸素がどのくらいあるかを測定するもの。
わたしはこれを測っていなかった。
知ったかぶりをして
「測ってきます!」といい猛ダッシュ。
患者に測定させてもらい、また看護師に報告。
わたし「遅れてすみませんでした!Spo2は92%でした!」
と言うと看護師は血相を変え、患者の元へ走っていった。
わたしも走ってついていった。
看護師はすぐバイタルサイン測定をし、すぐに安心した顔をした。
Spo2 92%は正常範囲内ではないけれど、血圧、脈、体温を見ても問題なく、本人からの呼吸苦の訴えは聞かれなかっ たからだ。
ナースステーションに呼ばれる
看護師「あのねぇ、Spo2の正常値知ってる?」
わたし「あ、えっと…(そもそもSpo2を知らなかった)」
看護師「Spo2の正常値は95%以上。あなたみたいに元気な人は99%あるの。患者が92%だと、呼吸が苦しいかもしれないよ」
と指摘された。
えーーー知らなかった…。
幸いにも優しい看護師さんだったのでそこまで怒られずに済んだけど、この出来事は一生忘れない。
そしてバイタルサインがOKだった場合は清潔介助に入っていく。
これが、計画通りに行くことが割と少ない。
学生が昨日看護記録を読んでいたり、その日のスケジュールを確認している隙に看護師がすでに清潔介助している場合がある。
そうなると地獄。
看護師や先生にお叱りを受ける。
看護師は忙しいので、わざわざ学生を呼んでくれたりはしない。
学生「今から清潔介助入ります!」
看護師「は?もう終わったけど?」「今まで何してたの?」
みたいな流れがけっこうある。
そもそもじゃあなぜ看護記録を先に読んでしまうかというと
看護師に「昨日の状態はなんだった?」と聞かれると地獄が待っているので準備をしておけないといけない。
看護師は仕事開始前に情報収集出来るのだけど、学生がいくら早く行ったって情報収集できる時間が限られている。
なかなか難しいところ。
情報収集の大切さや、素早く情報をとることを学ぶ機会である。
清潔介助をするときけっこう看護師に
「入浴は、どんな効果があるの?」と聞かれることが高頻度にある。
「はい!血液循環を良くするためと、気分転換を図り清潔保持できることです!」と答えた。
どこの病棟にいっても聞かれるのでいつもそう答えていた。
意地悪な看護師は
「入浴は何度に設定するの?」とか色々聞いてくるがそれは最初から調べておいて自信持って答えたらよい。
入浴介助後はまた看護師に報告をしなければならない。
「ただいま入浴介助終わり、患者はベッドに横になっています。Spo2 は入浴前と変わらず97%で安定していました。気持ちよかった、という言葉が聞かれ、表情も穏やかに経過しています。入浴動作は健側部位自分で洗浄され、立位時もふらつきみられませんでした。」など報告する。
わたしの戦法は聞かれる前にだいたいの情報を報告する。
そうして日々の記録を書いていくが、成人看護実習では毎回患者への看護でパンフレットを作成する。
例えば
・嚥下体操
・歩行訓練
・手洗いの仕方
・糖尿病による血糖測定
・インスリン手技の手順や注意点
が多い。
実習の合間にパンフレットを作成し、指導者の看護師に許可を得て患者にプレゼントをする。
これらのパンフレットは毎回必要となるため、実習始まる前に先に作っておくのがいいだろう。
指導者に見てもらうときにその時の担当患者の名前を入れると良い。
また、個別性を入れると尚いいと思う。
こうやってわたしは実習中の寝不足を回避し、スムーズに行えていたのだ。
周りの学生は朝「まだパンフレット出来てない!」と泣くことになる。
せっかくパンフレットを病棟に持っていっても指導者から
「この患者にこの援助は必要ないと思うけど?」などと言われ却下されることもまぁまあある。
ここも学生が泣く場面である。
でもわたしは泣かなかった。
パンフレットは次の実習で使えば良い。
まだ患者に渡す前なので、名前は記入しておらず誰に対してでも使える⭐️
こういってこなしていく。
成人看護実習になると実習の中盤でカンファレンスが行われる。
受け持ち患者の情報共有と、問題点・長期目標・短期目標の発表をする。
それを発表し、学生や指導者の意見を聞いていく。
こういうのはだいたい初日に目標を決めておき、どういう流れでいこうかと考えておけばスムーズにいける。
病気の経過は決まっているのでそれプラス患者の他の病気や特性を交えたらOK。
わたしは他の学生の発表のとき、質疑応答でたくさん質問を投げかけていた。
カンファレンスは、話し合いなので黙っていると評価は悪い。
誰でも 分かるような簡単な質問をすることで他の学生も答えられるので
指導者や先生も「それは基本だね」といった感じでマイナスにはならない。
もちろんカンファレンスが終わると
「カンファレンス記録」というのがあるのでそれも書かなければいけない。
また、最終日にはたくさんの記録があり
「成人看護実習で理解したこと」
「実習を終えて学んだこと」
「長期目標と短期目標で学んだこと」
「成人看護実習を終えて」
などなど記録はやまほどある。
わたしは記録が苦痛ではなかったので、書くのが苦手な方はトラウマになっただろう。
わたしは看護実習で日々余裕があったため、次の実習へ事前勉強したり
既に国試勉強をしていたりと努力していた。
そんなこんなで成人看護実習は終わり。
また次の実習をブログ書きます。
是非読んでね!
ばいばい👋
